神栖便り

letter from Kamisu, Ibaraki

茨城県の神栖より、こんにちは

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 幼児期から思春期までを埼玉で。学生時代を東京で過ごしました。

そして仕事で10年以上を過ごしたニューヨークを離れ、今春から茨城県の神栖市に暮らす事になりました。

 

馴染みの友達に「今、どこに暮らしているの?」と聞かれて「茨城県の神栖」と答えても、笑っちゃうぐらい、誰も知らないのです。(でも日本全国、小さな町はみなそんなものでしょうか?)

 

稀に「サッカー、鹿島アントラーズのとなり町」だとか言われたり、言ってみたりで、最終的に「あぁ〜」とその場の合点が行くような感じなのですが、土地の位置関係が頭に描けている人は、、ゼロに等しく。

 

でもそんな偉そうな事を言ってみたところで、実は自分自身が茨城の地名や地理を覚えるのに四苦八苦しています。神栖に暮らし始めてから、日々が勉強、発見、発見の繰り返しです。

 

目新しい風景にいちいち驚いては、カメラに収めて、、といった事を数ヶ月繰り返しているうちに、自分自身の勉強を兼ねつつ、この町の魅力を市外へも発信していけたら。そんな想いを抱くようになりました。

 

未知なる試みではありますが、私が知らなかった「神栖」を自分自身がさらに知る切っ掛けになる事を。また既にこの町を知っている人が私に新しい「神栖」を教えてくれる切っ掛けになる事を。そして昨日までこの土地の名前を知らなかった人が、その人なりの「神栖」を知る切っ掛けになる事を願っています。

 

またこの町を起点にして、鹿行地区、つくば、茨城県。そして川を挟んだお隣の、銚子、佐原から千葉県も。情報の輪を広めてゆければと思っています。

 

2013年7月